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宇宙で最も大きな星と限界値はどのくらい?

太陽とはくちょう座V1489を比較したイメージ

私達が住んでいる地球の直径は約13,000km、地球の母天体である太陽は約1,390,000km、太陽は地球の100倍以上の大きさとなります。

地球の100倍以上と聞くと太陽って物凄い大きさなんだなあって感じますよね。

しかし宇宙には太陽よりももっと大きな星があるみたいなんですよ。

なにせ太陽系が属している天の川銀河の直径は10万光年、仮に太陽系の直径を1mに縮めても、銀河系の直径は65kmになってしまい、こんな銀河が宇宙には7兆個も存在し、天の川銀河だけでも2000億個もの恒星が存在していると考えられているのですから。

宇宙は私達の常識をはるかに超えた天体が存在してもおかしくないのが分かりますよね。

いったい宇宙にはどんな天体が存在しているのか興味は尽きません。

そこで宇宙で最も大きな星はどのくらいの大きさなのか、また、限界値はあるのかを調べてみました。

あわせて読みたい:恒星とは・わかりやすくまとめてみました

 

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現在確認できている最も大きな星ははくちょう座V1489

現在確認されている最も大きな星というのが、はくちょう座V1489と呼ばれる恒星です。

地球から5250光年離れた位置にある赤色巨星で、2012年時点で確認されている中で最も大きな恒星です。

直径は23億kmと太陽の1,650倍もある巨大な恒星で、仮に太陽と入れ替えたら土星の軌道近くまで達することになります。

そう考えると宇宙全体で見れば太陽も一つの小さな恒星に過ぎないということですよね。

ただ、太陽も50億年後の寿命が尽きる前に地球に軌道近くまで膨張して赤色巨星になるとされているので、はくちょう座V1489も元々は小さかったかもしれません。

あわせて読みたい:太陽の寿命ってどのくらいなの?

宇宙には太陽の100倍以上の大きな星がたくさんある

はくちょう座V1489の他にはどれくらいの大きな星があるのでしょうか。

現在確認されている巨大な星を太陽と比較してみましょう。

全部載せると物凄い数になるのでよく知られている恒星から抜粋してみました。

小さい順に掲載しています。

星の名称 太陽系の惑星軌道と比較 太陽との比率(倍)
ミラ 火星の軌道を若干超える 400
アンタレス 火星と木星軌道の間 700
ベテルギウス(オリオン座α星) 木星軌道 950 ~1,000
おおいぬ座VY星 木星~土星軌道 1420
はくちょう座V1489 土星軌道近く 1650

いかがですか。

この表は「Wikipedia」を参考に作りましたが、観測データが更新されるたびにコロコロ変るので、観測技術の開発が目覚ましい現代ではこれらの順位も参考程度に見ておいた方が良いでしょう。

ちなみにベテルギウスは近いうちに超新星爆発して消滅すると考えられているので、ひょっとしたら数年後には巨大恒星の仲間から消えているかもしれません。

あわせて読みたい:ベテルギウスが超新星爆発すると衝撃波で人類が絶滅?

 

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よくこの手の話題になると「L1551-IRS5は直径が147億km・・・」という恒星が最も大きな星と書かれていますが、そもそもL1551-IRS5は恒星になる前の段階である原始星で、宇宙にあるガスが重力により収縮して形成されたものです。

つまりまだ核融合が起きてないとされているうえに、ガスが渦巻いている状態とのことで、どこからどこまで計測したのかはっきりしないとされています。

なのでこのような天体を他の恒星と比較することはちょっと違うんじゃないの?って思うので載せていません。

はくちょう座V1489は光速で1周するのに6時間以上かかる

光が1秒間に地球を7周半することはよく知られていますが、はくちょう座V1489の直径が約23億kmと、その巨大さから光の速度で一周するのに何と約6時間40分もかかると言われています。

ただこれらの巨大恒星も確認されているだけですから、今後もっと観測技術が発達すれば、それこそ太陽の1億倍なんて超巨大恒星が見つかるかもしれません。

恒星の理論限界値

太陽の1,650倍の大きな恒星が実在ことが分かりましたが、恒星はどこまで大きく成長できるものなのでしょうか?

これにはいくつか説がありますが、最も有力なのは大きくなればなるほどそれに応じた密度がないと自らの重力で超新星爆発を起こしてしまうといいます。

つまり直径の大きさというよりも質量の大きさによるものと思われます。

あわせて読みたい:恒星の質量はどうやって割り出しているの?

これまでの研究や観測結果により、およそ太陽の400倍くらいの質量が限界と考えられているようです。

ただ400倍ともなると非常に不安定で、安定した状態の恒星というのであれば太陽の100倍くらいの質量が限界と考えられています。

現時点で観測されている最大質量の恒星は大マゼラン雲の存在する「R136a1」という恒星で太陽の約265倍あることが確認されています。

ちなみに恒星になれる最少質量は太陽の8%程度必要とされています。

太陽系最大のガス惑星である木星は今よりも80倍の質量になれば内部の圧力が増して核融合反応が起こり恒星になっていただろうと考えられています。

あわせて読みたい:恒星の一生 誕生から 最後まで

岩石惑星の理論限界値

恒星の理論限界値がおおよその見当がつきましたが、地球のような岩石惑星の理論限界値はどのくらいになるのでしょうか。

太陽系の岩石惑星で最も大きいのが地球ですが、宇宙には地球よりも数倍程度の大きな岩石惑星が発見されているそうです。

ただ、不安定要素も大きく、はっきりと確認されているわけでもないようです。

というのも、惑星の形成過程であまり大きくなり過ぎるとガスを大量に取り込むことになり、木星のようなガス惑星になってしまうからです。

この限界値は地球の10倍程度の質量となるそうで、これも正確には分からないとのこと。

宇宙では太陽はありふれた恒星

それにしても私たちから見れば太陽が物凄い大きな星といっても宇宙レベルでは目に見えないほど小さな存在にすぎないのでしょう。

宇宙にはまだまだ分からないことがいっぱいあるみたいですよ。

何せ現在宇宙全体で分かっていることは5%に過ぎないとか・・・

つまり95%は謎のままなんだそうです。

ほとんど分かっていないってことなんでしょうね。

 

動画で分かりやすく解説:BBC 神秘の大宇宙 DVD全9巻

 

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