ここのところ地球温暖化が叫ばれていますが、気象庁によると二酸化炭素(CO2)の急激な増加による温室効果が原因であると結論付けています。
大気中のCO2が年々増えているのは、産業革命以降、化石燃料や森林伐採が盛んに行われたためだそうです。
地球温暖化が進むと北極の氷や氷河が解けて海面が上昇し、今後小さな島国は水没し、また海面温度も上昇するのでこれまでに経験のないスーパー台風の発生頻度も増えるとされています。
これだけだはなく、日本も亜熱帯地域並みに気温が上がれば生態系にも変化が起こるとされていて、マラリアやデング熱の流行も懸念されています。
最近の日本でも全国的にデング熱患者が確認されており改めて地球温暖化に危機感を持っている空気が出来上がりつつあります。
温暖化の原因がCO2と特定されているわけではない
ところが、ここにきて地球温暖化のCO2原因説が懐疑的になってきました。
しかし、日本は京都議定書でも全世界向けて演説し、高い目標値を達成するために様々な対策を立てていることもあり、いまさら後には引けません。
こんなことは関係ないとばかりに地球温暖化はCO2の増加が原因であるとの考え方の元、日本ではしきりに「C02削減」を声高に叫んでいて、C02の排出が少ない原子力発電を推進しようと躍起になっている様子がうかがえます。
民間でも“地球温暖化ビジネス”に完全に乗っかっており「○○は環境に優しい、CO2を出しません!」なんてCMを見ない日が無いくらいですよね。
しかし地球温暖化の原因は本当に二酸化炭素(CO2)によるものでしょうか?
というのは、有名な学者の丸山茂徳氏がテレビに出演して主張した内容によると、様々な観測によって過去数億年前にはCO2が非常に高かった時代があり、その時には氷河期だったことが判っているとのことでした。
ということは地球温暖化はCO2が原因ではなく他に違うあるのではないかとなってきたのです。
一緒に出演していた気象予報士は地球温暖化はCO2であるとの主張を曲げることはなく必死になっていましたが、私が見る限り丸山氏の方が説得力があり、地球温暖化のCO2原因説は疑わしくなってきたのです。
そういえばここのところ冬には雪が増えたし、夏の暑さも数年前にピークを過ぎて落ち着いているような・・・・
報道でもイギリスの気象庁が世界気温は1997年に終了していると発表しているくらいですから。
それでは地球温暖化の本当の原因は?となってしまいますよね。
そこで注目されてきたのが太陽の黒点です。
太陽の黒点が増えるほど気温は上がる
太陽は私たちが住む地球に熱や光を届けてくれるなくてはならない天体ですが、太陽も周期的に活動を活発化させたり低下させたりしていて、地球環境も大きな影響を受けているとされています。
太陽の活動で表面にある「黒点」の増減が、地球環境に大きく影響していることはすでに判っています。
太陽の表面温度は5500~6000度で常に活発な核融合が起こっていて、黒点が増えるほど活動が活発になるとされています。
地球の磁場の1万倍あるとされてる太陽の黒点は強力な磁場のために熱が伝わらないことで周囲より1000度~1500度低くなっているので黒く見えるのです。
また黒点はほとんどが地球よりも大きく、増えると太陽の活動が活発になるとされていて、およそ11年の周期で減衰を繰り返しています。
その太陽の活動がここ数年減衰していて、約100年前の状態に近いというのです。
つまり今後気温は上昇するどころか小氷河期に向かっているというのです。
気温のカギは宇宙線?
何故黒点が増えると気温が上がるのかというと、以下はあくまで一説ですが、地球には常に宇宙線が降り注いでいて大気中の水蒸気と反応して雲を作り気温を下降させます。
宇宙線は太陽風により吹き飛ばされるのですが、その太陽風は黒点が増えると強くなるとされています。
つまりこれまで気温が上昇してきたのは黒点が増えてきたからであり、宇宙線を吹き飛ばしていたからというのです。
現在太陽の黒点は異常に減少しており太陽風が弱くなっているので、地球には宇宙線が降り注ぎやすくなっていて雲ができやすくなっているそうです。
したがって今後気温は下降していくだろうと予測している科学者がいるのです。
日本の歴史上三大飢饉をはじめとしたいくつかの飢饉も黒点が少なかったといわれています。
もっとも気象庁の主張も一科学者の主張もあくまで決め手が無いのでどちらが正しいかは今後10年くらいで判るでしょう。
私たちも小氷河期に備えてライフスタイルを考えてみた方が良いかもしれませんね。