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木星が怖いといわれる衝撃の実態とは

木星のアップ

ネットを見ていたら「木星が怖い」との発言がいくつも見つかり、何事かと詳しく読んでみると、どうやらその見た目が怖いようで・・・

いったいどのように見ると怖いのか・・・

そういえば木星探査機「ジュノー」が木星に接近して多くの画像を地球に送ってきましたよね。

初心者向け天体望遠鏡で観る木星はきれいな横縞模様ですが、ジュノーが捉えた木星はまるで油絵の具を塗りたくった“地獄絵図”ような姿に驚かされたのではないでしょうか。

その姿を見たら怖いと感じる人もいるかも知れません。

ところが木星にはもっと怖い実態があるんですよ!

その実態をいくつかご紹介します。

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木星はあらゆる数字が大き過ぎて怖い

まずは木星の大きさからいきましょう。

ご存知のとおり木星は太陽系惑星のなかで最も大きな惑星で、直径は142984 kmと地球の11.2倍ほどの大きさになります。

比較した画像を見ると

木星と地球の大きさ比較

私たちが住んでいる地球も大きいと思っていましたが、木星は11倍以上もあるんですよ。

加えて質量は1.8986×10*27乗 kgと、地球の318倍もあります。

質量が大きいということは木星で体重を量ると重くなります。

・・・ちょっと恐ろしいですよね(笑)

木星の表面模様で代表的なものに「大赤班」がありますが、40年前には地球が3つも入ってしまうような大きさでした。

今でこそ縮んで小さくなりましたが、それでも地球1.5個の大きさがあるので、木星のスケールの大きさに驚かされます。

木星の大赤班

また木星の極地方には地球と同じようにオーロラが発生していることが確認されており、その大きさは地球3個分、エネルギーにいたっては1000倍もあるそうです。

表面の模様に加えて地球何個分もの大赤班やオーロラが出現する世界なのが木星です。

木星のオーロラ

仮に木星を月の位置に持ってくるとしたらどんな感じになるでしょうか?

その画像がコチラ

木星が月の位置に来たと仮定した画像

こんなでかい天体が目の前に見えたら、今にも飲み込まれそうで本当に怖いですよね。

 

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イメージと違う木星の南極

木星探査では赤道上を公転する軌道で撮影されてきたのを、木星探査機ジュノーでは極地方の上空を通過する軌道をとったために南極や北極の画像を撮影することが出来ました。

その画像というのがコチラ

木星の南極

この画像は高度5万2千kmから撮影されたもので、ところどころ丸い模様が見えますが、これは台風のような木星の雲の渦と考えられています。

パッと見は、使い古したラムネ瓶の底みたいです。

真横から見た木星と極地方から見た木星とではまるでイメージが違いますよね。

こんな木星を近くから見るだけで怖いと感じるかも知れません。

動画で分かりやすく解説:BBC 神秘の大宇宙 DVD全9巻

木星の雷は桁違いにでかい

1994年、木星探査機「ガリレオ」から引き離された大気観測用計測器が木星の大気に突入して観測したところによると、そこは雷が鳴り響き、秒速200mを超える暴風が吹き荒れ、しかも地球の1000倍もの気圧により機械が押しつぶされそうになるほどの圧力だったとのこと。

木星の大気は90%が水素で占められ、温度は150度にも達するのだとか。

木星は見た目も怖いが中も怖いということですね。

地球では時期や地域によって雷が発生して被害が出ることがありますがますが、木星においても同様で特に極地方に多く発生しているようです。

その画像がコチラ
木星の雷

しかし同じ雷でも木星の雷はレベルが桁違いにでかく、そのエネルギーたるや地球上で発生する雷の数百倍以上もあるとされ、水素爆弾数発分の破壊力があると言われています。

もし地球で木星の雷と同レベルの雷が都市に落ちたら一瞬で壊滅するでしょうね。

 

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木星が無かったら人類も無かった

こんな何かと怖い木星も私たちにとっては貴重な存在であると考えられています。

大げさに言えば木星が無かったら地球上には人類が存在できなかったということ。

その理由は木星の巨大な引力により小天体が地球に衝突するのを防いでくれているからです。

太陽系は外側を、木星土星天王星海王星といった質量の大きな惑星が公転していますが、その強大な引力により外から浸入しようとする小天体を引き寄せて防いでくれているのです。

何故そういえるのかというと、コンピューターシミュレーションによる太陽系全ての天体の軌道計算が出来るようになったからです。

つまり太陽系内を浮遊する小天体を様々な軌道で飛ばしてみてどのくらいの確立で地球と衝突するのかを計算することが可能なのだそうです。

このシミュレーションで木星、土星、天王星、海王星が意外なほど小天体を引き寄せているのかが判明したそうです。

中でも最も大きな木星がその役割を担っていることが分かったそうです。

実際に1994年にはシューメーカーレビー彗星が木星の引力によりバラバラに分解され、最後には木星と衝突する映像が話題になりましたね。

その画像がコチラ
シューメーカーレビー彗星が木星に衝突する様

木星は巨大な重力により多くの小天体が衝突しているとも言われ、その頻度は地球の8000倍も多いそうです。

言い換えれば地球への小天体の衝突は木星の8000分の一に抑えられているということです。

今の地球が多くの生命体を育んでいられることも木星のおかげといえるかもしれません。

太陽系外惑星でももし、人類のような知的生命体が居住する惑星が存在するとしたら木星のような大きくて怖い惑星が存在しているのかもしれません。

木星は見た目も中身も怖いが地球にとっては守り神みたいなものですね。

 

 

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