本物のオーロラがプラネタリウムで再現されるというニュースを目にしました。
しかも私の地元にある名古屋市科学館でです。
2016年1月4日から「オーロラ紀行」と題して1月いっぱい上映されるようです。
これはCGでは無く実際にイエローナイフまで出向いて撮影されたオーロラをプラネタリウムのドームスクリーンに映し出すんだそうです。
こうした催しは名古屋市科学館では初めての試みだそうで、昨年の12月にわざわざカナダのイエローナイフで雪中ロケを敢行して世界一のオーロラが撮影できたそうです。
イエローナイフはオーロラのメッカ
オーロラがきれいに見える条件 いつどこがベスト?でも書いていますが、オーロラが最も奇麗に観えるのは何と言ってもカナダのイエローナイフです。
オーロラは「オーロラベルト」の下であればどこでも観ることが出来ます。
もちろんヨーロッパでも観ることが出来ますが、ヨーロッパは多くが海岸部で観ることになるので天気があまり良くないことが多いそうです。
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その点カナダのイエローナイフは内陸部に位置するので天候が良くて乾燥しているために空気が澄んでいます。
それにオーロラのは出現度合いにおいてオーロラのレベルがあってイエローナイフのオーロラは最高レベルの5に相当する、「オーロラ爆発」が観えると言われているくらいヨーロッパのオーロラとは比べ物にならないくらい美しいそうです。
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そのイエローナイフで撮影してきたオーロラが名古屋のプラネタリウムで観られるわけですからまたとないチャンスですよ。
名古屋市科学館はもっとアピールを・・・
眠くなるプラネタリウムに改善要求でも書いてある通り、私がかねてからプラネタリウムの眠くなる演出を何とかしてもらいたいと思っていたんですが、ついに名古屋市科学館も重い腰を上げたみたいです!(^^)!
私は子供のころからオーロラと皆既日食を見るのが夢だったので、臨場感のあるオーロラの映像が観られるなんて嬉しいです。
実はこの情報は天文ファンなら多くの人が購入している「天文ガイド」に載っていたんですが、詳細を知りたくて名古屋市科学館のHPを覗いてみると、
1月「オーロラ紀行」
極北の夜空を彩るオーロラは、太陽活動と地球の磁場によって起きる現象で、衛星の観測データから予報も出されています。プラネタリウムでオーロラツアーをお楽しみください。
とこれだけです。
HPを見る限り何とも寂しい限りで、どうもやる気が伝わってこなくて物足りないんですよね~
こんな貴重な情報を何故もっと大々的にアピールしないのか不思議でなりません。
名古屋市科学館のプラネタリウムは世界最大!
プラネタリウムは全国でもけっこうな数がありますが、中でも注目なのが世界最大級を誇る名古屋市科学館のプラネタリウム。
内系が35mもある巨大ドームになっているんですよ。
外観を見ると建物の間に大きな球体が挟まっているような感じが何とも奇抜で、私も初めて見たときにはびっくりしたくらいです。
様々な工夫で臨場感を再現
今回の「オーロラ紀行」ではイエローナイフで撮影したオーロラの動画をただドームに投影するだけでなく、プラネタリウムで投影することを前提とした撮影方法でよりオーロラの詳細を見ることが出来るそうです。
またドームに投影する方法でも特殊な処理が施されて、実際に肉眼で見上げた時に近い色を再現することを大切にしているんだそうです。
雪原に立ち並ぶ雪をかぶった木々の中から見上げるオーロラはイエローナイフの夜空をそのまま再現しているとのこと。
上映は1日に6回
名古屋市科学館のプラネタリウムでは、10:00~16:40までの間で6回の投影スケジュールとなっていますが、その日によって休演する時間帯もあるので、前もって投影スケジュールを確認しておくと良いでしょう。
尚投影時間は約50分となっていますが、当日に投影スケジュールが変更されることもあるようです。
駐車場は有料なので出来れば公共交通機関で行ったほうが良いのですが、周辺にいくつものコインパーキングがあるので適当に探せばすぐ見つかります。
ただ場所によっては料金にかなり差があるので注意してくださいね。
ちなみに私は大通りを隔てた場所のコインパーキングに駐車しています。
ちょっと歩かなければいけませんが、少しでも安くいきたいので・・・(^^ゞ
と言っている私ですが、いずれはオーロラツアーでイエローナイフまでオーロラを観に行く予定です。いつになるか判りませんが(^^ゞ
家庭用プラネタリウムも良いですが、たまには巨大なプラネタリウムも良いですよ♪
また、前もってBBC 神秘の大宇宙 DVD全9巻でも観ておくともっと感動するかもしれませんよ♪
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