太陽フレアとは何か

太陽フレアと地球

太陽フレア聞いたことありますよね。

拡大画像なんかで太陽からジェット噴射されているような火柱がありますが、これが太陽フレアです。

太陽フレアは太陽の表面のいたるところで見られる現象で、物凄い大きさなんですよ。

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大きなもので高さは数万キロになることもあり、地球がすっぽり囲まれるほどになります。

その動画がこちら


出典:NASA | Late Summer M5 Solar Flare

また規模は水爆10万~1億個にもなるとされていて、いかに太陽がとてつもなく大きなものかが判ります。

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これだけの規模を誇る太陽フレアですから大きなものだと地球にも影響を与えることがあります。

たとえば衝撃波やプラズマ噴射が発生して、それが地球に接近すると磁気嵐をおこすことがあります。

カナダのケベック州で9時間もの大停電が起きたのも太陽フレアによる磁気嵐が原因とされています。

また、人工衛星や通信機器にも障害がおよぶこともあり、太陽フレアが地球に及ぼす影響はけっこう大きなものになります。

ニコラスケイジ主演のSF映画「ノウイング」では太陽フレアによって旅客機が墜落したり地下鉄が暴走するなどして多くの犠牲者を出し、最後には地球が焼き尽くされ人類が滅亡する危機に陥るストーリーも話題を呼びましたね。

まあ太陽フレアが直接地球に届くことはあり得ませんが、その際に発生した磁気嵐により世界が大混乱するかもしれません。

その代わりオーロラの出現率が高くなり、観光地はオーロラの観賞に最適になりますが・・・

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太陽の活動は11年周期

太陽の表面には時折黒点が発生しますが、黒点の数が多いと太陽の活動が活発となり少ないと活動が停滞しているとされています。

太陽の活動周期は大周期が100年、小周期が11年となっており、地球の気候もそれに左右されることが多くなります。

最近では地球温暖化が叫ばれて、先進国はCO2の削減に追われていますが、温暖化は太陽活動が原因で人類の生産活動によるものではなく、100年という大周期から見て今後地球は小氷河期に入ると考えている科学者もいます。

太陽フレアは太陽活動の指標とされる黒点の周辺に起こることが多く、こうした領域を太陽活動領域と呼んでいます。

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太陽フレアは家庭用の天体望遠鏡でも見ることが出来る

太陽フレアはその巨大さから初心者向け天体望遠鏡でも見ることが出来ます。

ただし皆既日食のときだけ・・・(^^ゞ 

もちろん私も見たことがありません。

現在は宇宙天気で監視中

現在の宇宙科学では太陽フレアの地球に及ぼす影響を防ぐ手段は無いので、被害を出来るだけ少なくすることしかできません。

そのために宇宙天気情報により太陽を監視して、太陽フレアによる太陽風や磁気嵐を予測しているのです。

もちろん太陽には雲や雨などは存在しませんから地球での天気予報とは全く違います。

実際の宇宙天気情報では
「太陽風速度はやや高速な450km/s前後で推移しましたが、地磁気活動は静穏でした。引き続き今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。」
といった予報が発表されています。

このような予報により人工衛星や送電網の運用を一時的に停止して大きなダメージを受けることが無いように対応することが精一杯のようです。

太陽フレアによる人体への影響

太陽フレアが地球にこれだけ影響を与えるからには人体への悪影響もあると考えるのが自然ですよね。

しかし、今のところ太陽フレアにより人体に影響を受けたという報告は無いようです。

ただし巷では太陽フレアにより気持ちが落ち込んだり頭痛や倦怠感といった体調不良を訴える人もいるようです。

これは太陽フレアという言葉に不安心理を掻き立てられた人達に気持ちが体調不良にさせてしまっている、いわゆる“逆プラシーボ効果”ってところでしょう。

動画で分かりやすく解説:BBC 神秘の大宇宙 DVD全9巻

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