もしも月が無かったら地球はどうなるの?

宇宙に興味を持ってくるといろんな疑問が湧いてきますよね。

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等々

これまで当ブログでは多くの疑問を自分で思いつくまま書いてきましたが、宇宙にはまだまだ判らないことや知らないことがいっぱいあります。

今回はその中であまり触れられたことのない疑問について考えてみたいと思います。それがタイトルである「もしも月が無かったら地球はどうなるの?」です。

もし月が無かったら

皆既日食が観られない。
皆既月食が観られない。
潮干狩りができない。
何時釣りに行ったらいいのか判らない。
お月見団子が食べられない。

等々

日本人は平和ですから一般の方はこう考えるくらいでしょうね。
まあそれはそれで平和でいいのですが・・・

実際は恐ろしい事態になるそうなんですよ!
それは人類が絶滅する事態になることもあるのです。

月は毎年少しずつ遠ざかっている

月は地球の四分の一の大きさで地球から38万キロのところを公転しています。

アポロ計画で月面に反射板を設置して観測したところ毎年4cmずつ遠ざかっているそうで、このままいけば月が地球の引力圏から離脱してどこかに行ってしまうかもしれないそうです。

そもそも月は地球が出来たばかりのころ火星ほどの惑星が衝突してその破片が集まって誕生した説が有力で、その時同時に地球の自転が始まったとされているのです。

ちなみにこの衝突を「ジャイアントインパクト」と呼んでいますが、後の生命誕生に大きく関わっているのではないかとされています。

その後、出来たばかりの月は地球に近いところを公転していて地球はかなり早く自転していたものとされているのです。

それが現在まで月の距離が徐々に遠ざかって、それに伴って1日が24時間となっているのです。

24時間という数字は月の引力による潮汐力が関わっていて、もし月が無ければ地球の自転は8時間くらいに早くなってしまうそうです。

もし8時間という自転時間になってしまえば地上には常に物凄い強風が吹き荒れ、とても生命が進化を遂げる環境ではなかったというのが科学者の共通した意見です。

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もし月が無かったら地球の自転軸が不安定になる

「月の満ち欠けと公転周期と潮位の関係」でも解説していますが、地球の自転軸が23.4度と安定しているのは月があるからです。

地球の自転軸もわずかに揺らいではいますが、月の引力で引きもどされているそうです。

もし月が無かったら自転軸は大きく傾いたり戻ったり不安定になり、地球上にの気候変動が激しくなると言われています。

地球のすぐ外側を公転している火星には「フォボス」「ダイモス」の2つの衛星が公転していますが、両方とも火星に対して極端に小さいのでその引力は火星にさほど影響ありません。

また、他の惑星からの力や火星自体の質量の小ささから火星の自転軸は不安定でいつも揺らいでいるとされています。

自転軸が揺らげば太陽から得るエネルギーも不安定になりますから天候も安定しません。

ちなみに火星の自転軸は30度近く変化するそうです。

尚、太陽に一番近い水星が自転軸の揺らぎが無いとされるのは太陽の引力によるものだとされています。

もし月が無くなり地球の自転軸が揺らぐことになれば南極が砂漠化したり、サハラ砂漠が凍りついたりとてもじゃありませんが生命が住める環境ではないとされています。

もし月が無かったら人類は存在していなかった

ある研究によると地球がまだ出来たばかりのころ「ジャイアントインパクト」によって海が半分吹っ飛んで、これが幸運にも生命誕生のきっかけになったとされているのです。

というのは双方の惑星には鉄の核を持っていて衝突の衝撃で溶けあい、大量の水と反応して水素が発生したとされているのです。

水素は生命誕生に不可欠の元素ですから一つのきっかけになったとされています。こうして大気が作りだされ、放電(雷)によって生命の前兆が出来たとされているのです。

その環境を再現してアミノ酸を作りだした科学者がいることからしても信憑性が高いとされています。

まとめると、月が無ければ地球上には生命が居住することは出来ないし、出来たとしてもイカやタコなどの「頭足類」くらいで、現在のように人類が進化するようなことは不可能とされているのです。

仮に近い将来月が無くなることが判っているのなら何か対策を講じなければならないということです。

もっとも月が無くなるのは15億年先のことというので私たちが心配する必要はありませんが・・・

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