大人も眠れないほど面白い宇宙の雑学

宇宙の雑学を集めた本を書きました~
宇宙のオモシロネタが満載です♪
電子本先行発売中!
Amazon 売れ筋ランキングの暦学ジャンルで1位を獲得!
本の詳細はこちら

【Amazon Kindle】
【楽天ブックス】
にて現在発売中!

油井さん搭乗のソユーズが宇宙ステーションにドッキングした時間が早過ぎる!

日本人宇宙飛行士の油井亀美也さんがロシア製のロケットソユーズにより打ち上げられ見事成功しましたね。

テレビでもラジオでもこの話題で持ちきりで、油井さんの名前が一躍知られることになりました。

昼のテレビ番組で1コーナーを設けて今回の打ち上げ成功の解説をしていたくらい注目されていたんですね。

その中で驚いたのが国際宇宙ステーションとのドッキング時間です。

なんとソユーズ打ち上げ後、わずか6時間でドッキングに成功とのこと。

というのは今までは打ち上げ後に3日(地球を30周)ほどかけてドッキングしていたのが、今回は6時間(地球を4周)という非常に短時間でドッキングできたことです。

一般の方にとってはそれほど驚くことではないと感じるかもしれませんが、それよりも今まで打ち上げからドッキングまで3日もかけていたことが驚きではないですか?

ところがこれが難しい作業みたいなんですよ。

スポンサーリンク

 

時速28,800kmで飛行しながらのドッキング

地上から高度400kmの位置を飛行する国際宇宙ステーションへのドッキングですから単純に時速100kmなら4時間で行けることになります。

ましてやロケットですから数分で到達できると考えられますよね。

だったら6時間でドッキングなら驚くことではないのでは?
って思ってしまいます。

ところがそう簡単なものではないのです。

ドッキングした国際宇宙ステーションは1.5時間で地球を1周する猛スピードで周回していますから、まずはソユーズも国際宇宙ステーションに平行して周回しなければなりません。

国際宇宙ステーションの速度は秒速8kmです。

時速にして28,800kmととんでもない早さです。

これと同じスピードで並ばなければならないのです。

それと宇宙空間ですから地上の飛行機のように尾翼を調整して軌道を修正するわけにはいかないのです。

小型ロケットエンジンで速度を早めたり減速したりして軌道を修正するわけです。

これが難しいらしく、速度が速まれば遠心力で高度が高くなり、減速すれば高度が低くなるのです。

このように少しずつ微調整しながら近づいていくのです。

近くに比較するものが無いので止まって見える

よくドッキングの映像が公開されますが、背後の映像が地球くらいしかないのでそれほどスピード感はありませんよね。

一見すると止まって見えるような感覚です。

ところが実際はものすごいスピードで移動しています。

アクション映画で例えるなら猛スピードで並行して走る車に乗り移るようなスタントの世界です。

したがって速度を調整しながらのドッキングですから、これまでの技術ではかなりの時間がかかっていました。

それを6時間で出来たのですから、きっと技術がそれだけ進歩したんでしょうね。

宇宙開発に携わる人にとっては6時間でドッキングできることは画期的なことなんだそうです。

ちょっと気になり調べてみたんですが、これまで計算能力をデジタル計算機へ更新して最適な軌道制御が可能になったそうです。

早い話が、これまでの計算をアナログで行っていたものをデジタルに変更したみたいですよ。

どうやらロシアの半導体技術が遅れていて、ハードだけでなくソフトも未熟みたいです。

 

スポンサーリンク

 

ソユーズは宇宙飛行士を送り込む唯一の宇宙船

スペースシャトルの引退後は国際宇宙ステーションに宇宙飛行士を送り込む宇宙船としてソユーズが使われています。

ところが2枚開くはずの太陽光パネルが1枚しか開かなかったり、ソユーズの貨物機版であるプログレス補給線でもトラブルに見舞われています。

また、今回も太陽光パネルが1枚しか開かなかったことが確認され、ソユーズも徐々に信頼度を失いつつあります。

しかしアメリカもスペースシャトルの運用を終了した今、ソユーズへの依存を続けています。

アメリカだけでなく他の参加国も同様です。

なので今回6時間という短時間でのドッキングが成功したといえども、安全性においてはいまいち信頼性に欠けるような気がします。

そんな中アメリカとしては民間に託して数回無人ロケットの打ち上げを実験も含めて行っていますが、2014年に打ち上げ失敗で爆発したり、つい最近でも打ち上げ2分後に軌道がズレて爆発してしまうなど、いまいち信頼性に欠けています。

この2回の失敗に日本の流星観測カメラが巻き込まれてしまいました。

原因はいろいろあるのでしょうが、結局はコストの削減がネックになっているようです。

油井飛行士が選ばれたのは将来の宇宙船の操縦士の育成?

それと興味深いのが今回の油井飛行士が元自衛隊のテストパイロットということで、将来の宇宙船操縦士の育成の意味もあるのではと言われています。

そういえばこれまで日本の宇宙飛行士で油井飛行士のような元パイロットは確かいなかったですからね。

アメリカではすでに火星有人探査に向けて宇宙飛行士の育成と訓練を行っているといわれています。

中国は月面有人探査を行う計画を発表しました。

日本も遅ればせながらというところでしょうが、国産の有人宇宙飛行すら成功させていないですからね・・・

とはいえ「はやぶさ」では世界で初めて小惑星の砂を持ち帰ることに成功したわけですから、日本の物作り技術があれば必ず世界のトップに立てるはずです。

合わせて読みたい:はやぶさ関連記事

気になるのは、今回のドッキングは油井飛行士は関わっているんでしょうか?

5ヶ月後には帰還予定とのことなので地球に帰ってみたら聞いてみたいです。

それにしても飛行機でヨーロッパに行くよりも宇宙にいったほうが短時間で行けるなんて何とも不思議ですよね。

宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学

 

スポンサーリンク

 

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ