小惑星と地球が衝突

当ブログ記事小惑星リュウグウの現在位置と今後のスケジュールの執筆にあたってりゅうぐうの軌道を調べていたところ、交差するポイントがあることに注目

よく調べてみたら、近いうちではないまでもいつかは衝突するかもしれないようにしか見えないのです。

リュウグウの大きさからして衝突すれば人類絶滅の危機に陥る可能性もあります。

はやぶさ2がリュウグウに向けてインパクタ(衝突装置)を衝突させてクレーターを造ることに成功したみたいですが、これってリュウグウの軌道を変えることが目的ではないかと疑ってしまうのです。

実際のところはどうなのかを調べてみました。

スポンサーリンク
目次表示位置

リュウグウの基本データ

まずはリュウグウの基本データから見ていきましょう。

はやぶさ2から撮影したリュウグウの姿がこちら
リュウグウ

大きさは870m、組成は主に岩石質で、45.6億年前に形成された「ポラナ」と「オイラリア」と呼ばれる母天体が破壊され、その破片が再度集まって形成された「ラブルパイル天体」である可能性が高いとされています。

アポロ群に分類される地球近傍小惑星の一つとされ、潜在的に危険な小惑星 (PHA)であることで知られています。

リュウグウに関しては探査機のはやぶさ2によるサンプルリターン作業で話題に上っていますが、将来の地球との衝突懸念は殆ど報道されておらず、知っている人も殆どいないのではないでしょうか。

もし大きさが870mのリュウグウが地球と衝突することになれば、当ブログ記事隕石はどのくらいの大きさで人類を絶滅させるほどの破壊力を持つの?でも書いてあるように直径が1kmで人類を滅亡させると考えられているので、人類の殆どが死滅してしまう可能性が高いといえます。

スポンサーリンク

リュウグウの軌道が地球と交差している

まず私が気がついたのがリュウグウの軌道を時間、日、月、年単位で動かすことの出来るサイトです。

そのサイトをよく見てみるとリュウグウの軌道がどう見ても地球の軌道を交わっているのです。

そのサイトがコチラ

その軌道を正面から見た画像がこちら
リュウグウと地球の軌道が交差しているポイントを正面から見た画像
出典:NASA

青いラインが地球の軌道、白いラインがリュウグウの軌道ですが、矢印の部分が交差しているのが分かります。

そして同じく横から見た画像がコチラ
リュウグウと地球の軌道が交差しているポイントを横から見た画像
出典:NASA

同じく二つの軌道を横から見た画像ですが、こちらも明かに交差しています。

つまり一瞬ですがかなり接近すると考えられます。

右上の操作盤を操作するとかなり先までリュウグウと地球の位置関係が確認できますから試してみてください。

私が操作してみたところこの先200年くらいまでは衝突するまでの接近はありませんでしたが、いつかは衝突してもおかしくないような気がします。

ただ、2081年12月3日にかなり接近するように見えますが、リュウグウも地球も公転方向が似通っているのでリュウグウが地球の重力に影響を受けないか心配です。

スポンサーリンク

小惑星との衝突を避ける方法は無い

小惑星から地球を守るべく世界では規模の大きな小惑星を監視していますが、日本でも「日本スペースガード協会」と呼ばれる機関が規模の大きな小惑星を監視しています。

ただし衝突の危険性を指摘は出来ますが、衝突を避ける方法は確立しておらず、監視を続けるのが現状のようです。

とはいえリュウグウをはじめ、他の小惑星が地球と衝突する可能性はここ800年くらいは無いそうで、ひとまず安心しても良いそうです。

その後は大丈夫ともいえないようですが、いずれは小惑星の軌道を変更できる方法も見つかるでしょうから、不安になる必要も無いとは思いますが・・・

はやぶさ2のインパクタは軌道修正が目的?

はやぶさ2とリュウグウ

ここからは私の勝手な妄想ですので興味の無い方はスルーしてください。

はやぶさ2が先日リュウグウに向けてインパクタ(衝突装置)を発射してクレーターを造るのに成功しただろうとの報告がありましたよね。

クレーターを造る目的は、太陽風により影響を受けた表面よりもその下にある岩石を採集することで太陽系の成り立ちが分かるかもしれないからとされています。

しかし、同時にインパクタによってリュウグウの軌道にどれだけ変化があるのか試験的に試していたのではないかと考えてしまうのです。

というのも、はやぶさ2のインパクタは軍事技術の応用だからです。

軍事技術というのは基本的には国家機密ですからどうしても疑ってしまうんですよね~

インパクタ(衝突装置)について調べてみたところ、2kgの銅の塊を秒速2kmに加速してリュウグウに衝突させるんだそうです。

一見かなりの衝撃がありそうですが、リュウグウの質量から比較してインパクタはごく小さなもので軌道を変えるようなインパクトは無いそうです。

そもそもはやぶさ2に870mもの大きさのリュウグウの軌道を変更できるような装置を搭載することは不可能とのこと。

しかし、JAXAのHPにははやぶさ2のインパクタの目標としてこんなことも書いています。

実際の小惑星において「宇宙衝突実験」を行い、天体衝突科学に必要なデータを得ます。

これが何を意味するのか?

ひょっとして・・・

リュウグウの軌道からしても将来地球と衝突する可能性も捨てきれない中、軌道を変更できる方法を開発してもらいたいものです。

はやぶさプロジェクトの成功により世界から注目されている優柔な日本人なら不可能ではないはずです!