ウルトラマン
出典:Wikipedia

宇宙には数え切れないほどの星雲がありますが、その中でもM78星雲って知っていますか?

そうですウルトラマンの生まれ故郷です!(^^)!

M78星雲は光の国なんです(^o^)丿

今回はウルトラマンの生まれ故郷M78星雲のお話です。

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約50年以上前にスタートしたウルトラシリーズ

今から50年ほど前にウルトラシリーズの第二弾としてヒーロー物のSF特撮シリーズとしてテレビで放映されて人気になっていました。

私も子供のころにはウルトラマンに夢中になっていて中学校に上がるまでは毎週観ていましたね。

大学生にもなるとさすがに観なくなりましたが、テレビ番組を観ると「ウルトラマン○○」と名前を変えては続編を放映していたようです。

気が付くとウルトラの父やウルトラの母、ゾフィーにウルトラセブンなど、ウルトラの家族?が勢ぞろいしていました。

そんなウルトラマンの生まれ故郷であるM78星雲って何処にあるか知ってますか。

実はオリオン座にあるんです。

M78星雲の位置

地球から1600光年のかなたにあり、明るさは8.3等級。

すぐ近くに肉眼でも見える有名な「オリオン座大星雲」があるし、オリオン座の代名詞でもある「三つ星」を辿っていけば簡単に見つけられますよ。

ちょっと暗いので肉眼では見えませんが双眼鏡ならはっきりと見えますよ。口径60mmの天体望遠鏡なら中央の2重星が見えてきます。

M78星雲の画像はこちら

 

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M78星雲は散光星雲

散光星雲とはガスや宇宙塵のがまとまった天体のことを言い、自ら発光している場合と近くの恒星によって照らされている場合の2種類があります。

画像を見ると赤っぽく映っている部分がありますが、これは水素が電離した時に放つ「輝線」と呼ばれるものでこの星雲を「輝線星雲」と呼んでいます。

輝線星雲は赤色が多いとされていますが、他には緑色や青色の輝線星雲も存在します。

宇宙空間にはほとんどが水素と言われていますからこのような現象が多く見られるんでしょうね。

ウルトラシリーズでは300万光年

M78星雲は実際には1600光年ですがウルトラシリーズでは300万光年のかなたとの設定だったようです。

どうして実際は1600光年なのに、設定では300万光年になってしまったのでしょうか?

実はこれには裏話があって、企画当初は「M87星雲」にするつもりだったとか。

ところが脚本を印刷する段階で「M78星雲」と誤印刷したためにそのままになってしまったとか。

ちなみに「M87星雲」はおとめ座にある楕円状の銀河で、アンドロメダ大星雲のような渦巻状の巨大な銀河なんですよ。

それだったら「M87星雲」の方がイメージ的にもカッコ良かったような気がしますね。

円谷監督も無念だったのではないでしょうか。

 

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ウルトラシリーズでの光の国は地球の60倍

ココからはウルトラマンで描かれたあくまで空想の世界で適当に書いていますのでご了承ください(^^ゞ

ウルトラマンが住んでいる光の国は、M78星雲にある太陽を持たない惑星で地球の60倍の大きさで300の都市を有しているとされています。

地球の60倍って・・・

太陽系で最も大きな木星でさえ11倍位なのに光の国って飛んでも無い大きな惑星みたいです(^o^)丿

何とも不思議な設定ですが、設定では26万年前に太陽が大爆発を起こして光を消失してしまったんだとか。

常識で考えれば太陽が大爆発して光を失った瞬間に生命が生きていけることはありませんが、そこはSFということで御愛嬌ですね。

太陽の光を失った光の国は人工太陽を開発して生き延びていたのが、ある日事故により放射線を大量に浴びて、悪影響が無いばかりか強い体を手に入れることができたんだそうです。

それにしても現在地球上ではそこらじゅうで争いが起こっていますが、ウルトラマンがいたら何て思うでしょうね?

怪獣が現れても、あほらしくなって助けてくれないかもしれません。