タイムマシンはSF映画などでは何度も取り上げれら、人の好奇心をくすぐる内容に仕上げられているものが多いです。
あの有名な映画「バックトゥーザ・フューチャー」では、過去や未来に自由に行けるお話が面白かったですよね。
まあしかし、誰もがあくまで空想の世界でのお話くらいにしか思われていませんでした。
ところが、アインシュタインが提唱した「相対性理論」を基本とする考え方であれば実現可能だと言うのです。
相対性理論で年をとらない方法があるって本当?でも少しだけ触れていますが、「動いているものは止まっているものよりも時間が経つのが遅い」という事実を基にすればまんざら空想の世界でもないような気がしませんか?
タイムマシンで過去を変える
しかし、タイムマシンが完成して過去を変えることが現実では不都合なことが起こりうることから、科学者の間ではタイムマシンなんてあってはならないと主張しているのも事実だそうです。
でもですよ!
本当に過去を変えることができれば素晴らしいこともあるんではないでしょうか?
たとえば
戦争が起こらないようにするとか、
凶悪犯罪や天災の被害を未然に防ぐとか、
利用の仕方はいっぱいありますよね。
反面、怖いこともあります。
たとえば、映画「バックトゥーザ・フューチャー」のシーンでもありましたが、ギャンブルの結果が判っているわけですから簡単に大金持ちになれちゃいます。
いつの時代でもお金が絡むと必ず悪用する人間が現れます。
そんなことが当たり前に起これば未来は無秩序になってしまいますからね。
まあそれは置いといてタイムマシンが現在どこまで研究が進んでいるのか調べてみたのでご紹介します。
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未来へ行くだけのタイムマシンなら100%可能
先に書いた「相対性理論」の動いているものは時間が遅れるとの法則に基づけば光の早さで飛行できるロケットを作ることができれば100%可能なんだそうです。
ただし、未来に行けるだけで戻ってこれない“片道切符”となるとか・・・
ここで気になるのがタイムマシンで過去には行けるのか?と言うことですよね。
宇宙にはワームホールと呼ばれるトンネルみたいなものが理論的には存在するとされています。
そのワームホールが観測により発見できればタイムマシンで過去に行くことは可能になるそうです。
いずれにしても理論上の話なので現実的にはまだ無理でしょうけど。
しかし、数十年前には映像が空中を飛ぶなんて当時は誰しも想像できなかったわけですから、タイムマシンもひょっとしたら近い将来完成するかもしれません。
もし光の速さで移動できるタイムマシンが完成すればちょっとした宇宙旅行も可能になる訳だし、「あの時にこうしていたら・・・」と思ったら過去に帰ってやり直せばいいのです。
私だったら20代に戻ってもっと沢山の女性とお付き合いしたいです(^^ゞ
重力による時空の歪を利用することでタイムマシンができる
タイムマシンの仕組みは相対性理論が基本になっていて、時空の歪を応用するんだそうです。
今いちよくわかりませんよね。私にもわかりません(^^ゞ
早い話光は重力によって歪むんだそうで、これは皆既日食のときに太陽の裏側にある見えないはずの星が観測できたことで証明されています。
つまり太陽の重力で光にゆがみが生じて実際の位置よりずれて見えたと言うのです。
これを重力レンズと呼んでいますが、いろんな観測に利用されているそうです。
このようにタイムマシンの仕組みは重力による歪の考え方を利用しているんだそうです。
動画で分かりやすく解説:BBC 神秘の大宇宙 DVD全9巻
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カーナビのGPSは時間のズレが生じるので毎日微調整されている
今ではすっかりドライブのおともになったカーナビですが、これも相対性理論によって時間にズレが生じてしまうので毎日調整してるんだそうです。
そう言えば人工衛星って地球の重力によって落ちないようにかなりのスピードで回転していますから、相対性理論による時間の遅れもけっこうあるのではないでしょうか。
さらには上空と地上では重力が違うので時間の遅れがよけいに大きくなるんだそうです。
人工衛星のスピードと高度によって時間のズレが生じると言うことですね。
聞くところによると調整しないと1日に10kmも誤差が生じてしまうそうですよ。
ある国では相対性理論に基づくタイムマシンの実現に向けて大掛かりな実験が始まっているそうです。
ただし光速に近いスピードで移動することができない限り不可能だそうです。
まだまだ完成には程遠いようですが、こうした実験を真剣に行っていると言うことはあながち不可能ではないということでしょうね。
と言うことで、タイムマシンで歴史を変えることは理論的には可能ですが実現するかは今の科学ではできないと言うことです。