より美しいオーロラを見るために海外へ出向いたけど、やっぱりイエローナイフが一番良かったという声が一番多いのは何故でしょうか?
もちろんオーロラが綺麗に見えることはもちろんのこと、他にもイエローナイフが良い何らかの理由があるはずです。
そこで様々な口コミから私なりに感じたことをまとめてみたいと思います。
オーロラベルトの真下がベスト観測地域
「オーロラが見れる確率が一番高い時期とベストスポット」でも書きましたが、イエローナイフが人気が高いのはオーロラがきれいに見えることですが、欧州でもオーロラを見ることができるのに何故、イエローナイフの方が綺麗に見えるのでしょうか?
オーロラは、太陽の活動により発生した「太陽風」が地球の磁場とぶつかって発光することで起こる現象ですが、北極点を中心とした「オーロラベルト」で発生しやすいとされています。
したがって、「オーロラベルト」の真下であればどこでも同じようにきれいなオーロラが観られるはずです。
しかし何故、実際にオーロラを観た人が口をそろえて「イエローナイフ」と言うのか・・・・
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イエローナイフの晴天率と安心して観賞できる環境
オーロラ観賞で最も大切なのが晴天率です。
曇りがちな海岸沿いにオーロラ観賞ポイントが多い欧州に対して、イエローナイフは内陸部に位置しているので晴天率が高いのです。
また空気が澄んでいるのでよけいにオーロラが綺麗に見えるそうです。
理由は判りませんが、なぜかオーロラのレベルが高いのです。ひょっとして地形が影響しているのかもしれませんね。
イエローナイフで見られるオーロラはレベル4で普通だそうです。
ちなみにレベル3のオーロラだと3日滞在すれば約95%の確率で見えるそうなので確実性からいっても人気が高いのでしょう。
最高レベルのオーロラは月に数回観られ、「オーロラ爆発」と呼ばれる天空いっぱいに花火のようになるオーロラが観られるるとのこと。
特にイエローナイフに現れるオーロラは光が強いことでも知られていて、月明かりもさほど気にならないそうです。
またカーテン状のオーロラだけでなく、コロナ状のオーロラ、フリル状のオーロラなど、その形も様々でここにイエローナイフの人気が伺えます。
いろんな方の口コミを見るとイエローナイフのオーロラ爆発は、空がピンク色の万華鏡のように輝いていて本当に素晴らしかったといった感想が多かったです。
ただし、欧州に比べてイエローナイフは気温が低くマイナス30度になることも珍しくないとか。
スキーウェア程度の防寒ではまったく役に立たないようですが、これはツアーでレンタルしてくれるところが多いようで心配ないみたいです。
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オーロラ観賞設備が充実した「オーロラビレッジ」
通常イエローナイフでオーロラを観賞する場合、「オーロラビレッジ」と呼ばれる場所で観賞します。
「オーロラビレッジ」とはオーロラを観賞するための専用施設で、スタッフも日本人が多いことから言葉が通じないと言った不安もなく、心おきなくオーロラを観賞することができます。
口コミを読んでいると、とにかくスタッフの対応が凄く良いみたいですよ。
日本の「おもてなし」が評判のようです。
また知識も豊富でとてもフレンドリーで気軽に話しかけてくれるそうです。
客のほとんどが日本人で、本当にカナダにいるの?って勘違いしてしまうそうな。
また、オーロラ観賞ポイントもオーロラビレッジ内にも数カ所あり、360度視界が開けたパノラマや、オーロラ観賞に邪魔な灯りが一切ない場場所といった違ったシチュエーションでオーロラを観賞したり撮影したりして楽しめます。
また「オーロラこたつ」と呼ばれる暖房器機があって、まるで個人用のサウナのように顔だけ出して首から下はこたつの中にすっぽりと収まりながらオーロラが観賞できるそうです。
いくら極寒仕様の防寒着を着ていても、そこはマイナス30度~40度の世界ですから長いこと外にいると体が冷えてきます。
そんなときにこの「オーロラこたつ」が威力を発揮します。ひょっとして気持ちよくなって眠たくなってしまうかもしれません。
せっかくオーロラを見に来たのに眠ってしまっては意味が無いので気を付けてくださいね!(^^)!
オーロラの撮影はカイロを用意する
口コミの中でも特に多かったのがオーロラの撮影です。マイナス30~40度にもなるとカメラのバッテリーがすぐに切れてしまうので、必ず予備のバッテリーを持っていった方が良いそうです。
また、外に出しっぱなしでオーロラの出現を待っているとレンズが曇ってしまうので、カイロとカメラをカバンに入れて温めておき、オーロラが現れてから撮影を始めた方が良いそうです。
やはりコンパクトデジカメでは満足のいくオーロラは撮影できないそうです。やはり一眼レフでシャッタースピードや絞りなど手動でセットできるカメラが良いようです。
あと気をつけたいのがカメラを素手で操作して皮膚がくっ付いてしまうことだそうです。そうならない為にも厚手の手袋に下に薄い綿の手袋が重宝されるそうです。