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宇宙エレベーターがついに実現!?無人補給船こうのとりに搭載!

宇宙エレベーター

2050年の運用開始を目標に実験が続けられてきた宇宙エレベーターがついに実現するかもしれません。

というのも、2016年12月9日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた無人補給機「こうのとり」6号機に、宇宙エレベーターの関連機材である超小型人工衛星「STARS―C」が積み込まれていることが明らかになったからです。

これまでは気球でケーブルを上空に持ち上げてエレベーターを想定した小型機材を上下させていたものが、初めて宇宙空間での実験に取り掛かろうとしているのですから、これは宇宙エレベーターの開発に向けての第一歩と受け止めて間違いない気がします。

これは静岡大工学部が発表したもので、かねてから「STARS-Cプロジェクト」として開発中で、2014年のISSの日本実験棟「きぼう」から放つ人工衛星を公募する事業で選定され今回の発表に至ったものです。

宇宙エレベーターの建設は大林組が一手に引き受けていることは宇宙エレベーターって何年後にできるの?で書いていますが、今回の発表が静岡大工学部による実験ということは大林組が研究を依頼したのかもしれません。

追記

この件に関して大林組に問い合わせたところ次のような回答を頂きました。

「弊社は、宇宙でのケーブルの動きについて、静岡大学工学部と共同研究をしております。今回の宇宙実験も、その共同研究の一貫として行っております。」

やはり想像どおりでしたね。

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宇宙空間でのケーブルの挙動や摩擦などのデータを取得

今回の実験は宇宙エレベーターで最も難関である地上と結ぶケーブルの性能です。

発表によると一辺が10センチの立方体2機が太さ0.4mmで長さ100mのケーブルで繋がれているとのこと。

これをISSの日本の実験棟である「こうのとり」から放出して2機の立方体を繋ぐケーブルのデータを取得するんだそうです。

宇宙エレベーターでは長さが10万kmのケーブルを使用する予定なので、このデータを取得することが第一歩になるというわけですね。

STARS-Cプロジェクトとは

今回の発表で出てきた「STARS-Cプロジェクト」ですが、「Space Tethered Autonomous Robotic Satellite」の頭文字をとって名付けられたもので、ざっくりいえば宇宙と地上を結ぶケーブルの詳細なデータを、まずは小型衛星2機をケーブルで繋いで実験しようというもののようです。

このような実験はこれまで一度も行われていなかったそうで、今回が初めてということになり今後の行方を占う意味では重要な実験かもしれません。

STARS-Cは12月19日夕方に放出

気になる「きぼう」からの放出ですが、2016年12月19日の夕方にISSの日本実験棟「きぼう」から放出される予定になっています。

地上からもYouTubeのJAXAチャンネルのライブ中継で見られるようですよ。

STARS-C放出ライブ中継:2016年12月19日 17:30 ~18:30

超小型衛星「STARS-C」(静岡大学)放出ライブ中継

 

 

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宇宙エレベーターが実現すれば宇宙開発は加速する

現在の宇宙開発は基本的にロケットで打ち上げるしかありませんが、その費用はとてつもなく高いうえに危険性も伴います。

費用は1kgあたり105万円、100kgなら1億円以上かかってしまう計算になります。

もし宇宙エレベーターが完成したらその費用は100分の1にまで削減されると言われ、これまで国家主導で行われてきた宇宙開発は民間でも可能になり世界の宇宙開発は加速すると考えられます。

宇宙エレベーター全体構想は大林組

宇宙エレベーターの建設を一手に引き受けているのがゼネコン大手の大林組。

最終的にどのようになるのかをイラストで大林組から提供を受けた物がこちら

宇宙エレベータ全体構想図

 

また、大林組の宇宙エレベーター建設構想のイメージ動画があります。

その動画がこちら

ちなみに宇宙エレベーター建設構想が発表されたのは2012年。

今回の「STARS-Cプロジェクト」が実際に行われるところを見ると、2050年の運用開始を目標に着々と計画は進んでいるようです。

世界の宇宙エレベーター構想

壮大な宇宙エレベーター計画だけに、日本だけにはとどまらずアメリカやロシア、ヨーロッパ、中国などで計画されていると思いきや、調べてもそのような情報は無いんですよね。

カナダで「地上20キロの宇宙エレベーター建設」といった構想があるようですが、地上20kmにまで建物を建設する技術があるのかどうか・・・実現性に乏しいような気がします。

やはり一番のネックである宇宙エレベーターのケーブルに使用される「カーボンナノチューブ」が日本人によって開発されたのが要因なのでしょうか?

今回の「STARS-Cプロジェクト」でケーブルのデータを集めることが出来たら次はどんな実験が行われるのか・・・

興味は尽きません

動画で分かりやすく解説:BBC 神秘の大宇宙 DVD全9巻

 

 

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