流れ星が人工的に作りだそうといった計画が進んでいることが話題になっています。
流れ星が消える前に3回願い事を唱えるとかなうと言われていますが、これがなかなか難しいです(*_*)
というのは、流れ星は何時現れるかわからないから。
ただ、毎年高確率で流れ星が観られる「流星群」が数回あります。
しかし、通常よりも観られる確率が高くなりますが、こればかりは当日になってみないと判らないんです~。
私も過去に流星群の中でも「流星雨」と呼ばれる、雨のように流れ星が現れるかもしれないとの前評判だったのが、当日星が綺麗に見られる場所まで足を運んで行ったのに結局1個しか見られなかったのが2回もあります。
それくらい流星群は気まぐれなんですよ。
それが人工的に見られるとなると話は変わりますよね。
これが実現したら素晴らしい天体ショーになるのでは?とワクワクしています。
この「人工流れ星」を計画しているのは日本大学理工学部の研究所で、「人工流星体」を宇宙から大気圏に突入させて人工的に流れ星を作ってみようとの試みだそうです。
構想としては小型衛星を作成してロケットで宇宙まで運ぶととのこですが、一回の打ち上げで十億円もの費用がかかるそうです。
それにしても、どうやって資金を調達するのかが課題ですね。
まさか国が支払ってくれるわけないし・・・
ただ、5年後の東京オリンピックの式典に採用したいと考えているようで、これなら国も協力してくれるかもしれませんね。
人工流星体
取材している動画を見たら、見た目は直径3~5mmくらいのグリーンの玉の人工流星体を見せていました。
エアーガンの弾みたいな球体です。
天然の流れ星は直径が1mmくらいの小さなものですから、直径3~5mmの大きさならかなり明るい流れ星になるのではないでしょうか。
人工流れ星の魅力は確実に見られること
流星群とは彗星が地球の公転軌道上に残してくれた砂利や砂粒などが集まっている場所を通過することで起こる現象です。
砂利や砂粒の密度が高く夜間というタイミングさえ合えばたくさんの流星が観られますが、こればかりはその時になってみないと判りません。
たとえ運よく1時間に数十個~数百個の流星が流れても、天気が悪くては観ることができませんね。
人工流れ星ならそんな心配は一切ありません。
なぜなら地上の天気が悪ければ中止すればいいのですから。
一番簡単なのは国際宇宙ステーションから放出?
この計画で一番の問題はどうやって人工流星体を宇宙に持っていき、どうやって放出さえるかですね。
簡単な構想としては、先にも書いたとおり、小型の人工衛星に積み込んで打ち上げることですが、さすがに十億円はきついですよね。
そこで私が考えたのが、国際宇宙ステーションから放出です。
日本の実験棟「きぼう」まで運んでもらい、そこから指定した時間に放出してもらえば簡単にいくような気がするのですが・・・
素人的な考えでごめんなさいm(_ _ )m
関連リンク:宇宙ステーションが肉眼で見える! 2015年軌道情報
人工流れ星は速度が遅い
一部の情報で不確ですが、人工流れ星は低軌道から減速させて再突入させるそうで、天然の流れ星と比較してずっと遅いそうです。
したがって通常の流れ星のように一瞬で消えてしまうのではなく数秒以上続く特異な流れ星になるとのこと。
時間もわかり数秒以上消えることが無いとなれば願い事を3回唱えることも難しいことではなくなりますね♪
素材を工夫することでカラフルでいろんな形の流れ星が
流れ星ってこれまで何度も見ていますが、いろんな形があるんですよ。
ピュッと一瞬にして光る流れ星
シューと尾を引く割と長く見られる流れ星
煙のような流星痕を残す流れ星
途中で爆発する流れ星
ちょっと数え上げただけで流れ星にはこれだけの形があるんです。
こうした流れ星の形は人工流星体に素材や形など、手を加えるなど工夫することで再現できるのではないでしょうか?
5年後の東京オリンピックには世界中が注目しています。
そこで日本ならではの“宇宙からの大花火大会”を見せつけてやりましょうよ。
日本のもの作り技術なら不可能ではないはずです!
ただ、オリンピック式典当日の天気が良ければ良いのですが・・・
思い切って3日連続で式典やりますか!
3日もやれば1日は晴れるでしょう!(^^)!