2014年11月22日に日本で公開された映画「インターステラー」が、宇宙を題材にした内容で話題になっています。
クリストファー・ノーラン監督の最新作というのもあって評判も上々のようです。
私はまだ観ていませんが、ネット上に書かれているあらすじなんかを見ているとけっこう内容が複雑なようで、3回見てやっとわかったという人も多いみたいです。
クリストファー・ノーランの代表作として知られている「ダークナイト」は、バットマンの続編ですが、内容がけっこう複雑で正直さっぱりわかりませんでした(^^ゞ
私なんかは頭が悪いので、いつも映画を見ていると途中であらすじが全然わからなくなってしまうことが多いんですよね~。
そもそも洋画となると見たことが無い俳優がいっぱい出てくるので役名が覚えられないんですよ~。
ハリーポッター
パイレーツオブカリビアン・・・
数え上げたらきりが無いくらいいっぱいあります。
今まで唯一理解できたのは「アバター」「タイタニック」くらいです。
なので封切りしても映画館に行くのがもったいなくて・・・
今は映画一つとってもけっこうな料金がかかるりますよね。
それに昔みたいに席に居座って1日中何度も観賞することができませんから、一度で理解しないと感動も半減してしまいます。
と言うことでネット上で書かれているあらすじの情報をしっかり読んで“観賞予習”をしておこうと思います。
ここでは「インターステラー」への自らの理解を深めるために感想を書いてみたいと思います。
インターステラー・NASA「ラザロ計画」は人類は見捨てるのか?
まずインターステラーはどんな内容なのかを書いてみますね。
環境が荒れ果て砂漠のような世界になって植物には疫病が蔓延し、食糧難になってしまった地球に危機感を覚えたNASAが「ラザロ計画」を秘密裏に進め、地球上の人類を移住させると言うのが大まかなストーリーです。
どうやって移住させるのかと言うと「ワームホール」を通じて他の銀河に移住するといった設定になっています。
そこには2つのプラン(AとB)が存在して、その内容が地球上の人類を選別して見捨てる内容になっており、そこに関わる人間模様が中心になっています。
プランAは、大規模なコロニーを作って丸ごと移住させようとの計画だったのが、そもそもプランAにはかなりの無理があり、ほとんど実行不可能なことが後から判ります。
そこで残るプランBを実行するしかない状況になります。
しかしそのプランBは受精卵だけを移住先に送る方法で、早い話、現人類は見捨てる内容になっているのです。
主人公のクーパーは移住先を探すために地球に子供を残して旅に出ますが、プランAを実行するものと思い込んでいたクーパーは途中でプランBしか実行できないことを知ります。
つまりNASAが計画していた「ラザロ計画」はプランBだったのです。
主人公のクーパーにも子供がいる中での葛藤を描いているストーリーになっているみたいです。
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映画の中で出てくる天文用語
宇宙大好きな私にとって楽しみなのは、この映画の中で出てくる「ブラックホール」とか「ワームホール」などの天文用語です。
それに、まったくの空想ではなく現実の可能性を模索した映画と言われているように、本物の科学を追求した内容になっているのが宇宙大好き人間には凄く興味深いですよね。
この映画は、重力理論の権威から様々な話を聞きながら製作を進めて行ったみたいですよ。
だから一般相対性理論を追求して重力に基づいた撮影を可能にしたんだそうです。
こうして作られた映画なので重力の違いで時間の進み方が違うことを描いた内容や、ワームホールで惑星間の移動など、あり得ない“とんでもSF”ではなく、理論的には存在する可能性のあることが使われていることがワクワクしちゃいますね。
そしてクリストファー・ノーラン監督独特の映像作りが評判みたいです。
SF映画につき物なCGをほぼ使わないで作り上げる映像が監督の映画に対するこだわりが感じられる作品のようです。
ブラックホールも視覚効果を駆使して実写なんだそうです。
その方がリアル感が出て良いそうですよ。
それでいてこの映画を見た人は一様に感動したと評価していて、これまでにないヒット作になっているようです。
きっとストーリーもさることながら工夫を凝らした撮影方法が他の映画と違うんでしょうね。
インターステラーは3Dでないのが残念
こうしたSF映画は私にとっては遊園地のアトラクション大好きなこともあり、映像と音響が凄い楽しみです。
映画館によってはシートに振動が伝わってくる構造になっていて、映像、4ウェイ立体音響の3つの感覚でアトラクション並みの迫力が味わえますよ。
ただインターステラーは3Dじゃないんですよね~
なので3D支持派の私にとってはせっかく壮大な宇宙映画を作ったのに3Dにしないともったいないと感じてしまいます。
3Dで美しさと迫力で評判だった映画「アバター」なんかは本当に良かったですしね。
クリストファー・ノーラン監督も今度SF映画を作る時は絶対に3Dにしてほしいです。
CGではなく実写にこだわっているからこそです。