宇宙の果てはどうなっているんだろう?
宇宙はどうやって出来たんだろう?
こんな疑問って子供のころに一度は思うのではないでしょうか?
そんなときに天文学者になりたいといった気持が芽生える子供たちもいますよね。
子供たちの将来の夢にたまに見かける「天文学者になりたい」といったのがありますが、実は私も子供のころから天文に興味を持っていて天文関連の仕事に就くのが夢でした。
ただ頭が悪かったので自分の中では最初から諦めていましたが(^^ゞ
その代わりと言っては何ですが、天体望遠鏡でいろんな天体を観測してはスケッチしたり写真を撮ったり、ちょっと足を運んで流星観測したりと、“プチ天文学者”をやっていました(^^ゞ
しかし、未だに私にとって憧れの職業であることは変わりありません。
なので、
現在天文学者として活躍しいる人ってどんな経歴があるのか?
天文学者の普段はどんな仕事をしているのか?
天文学者の収入はどのくらいなのか?
みたいなことを疑問に思っています。
そこで、あまり知られていない天文学者の実態を調べてみました。
天文学者の人数
天文学者とは一般的に恒星、惑星、星雲などの天体を研究する科学者のことをいいます。
天文学者といえば、誰でもパッと思いつくのが「ガリレイ」ですよね。
いち早く自作の天体望遠鏡を取りいれて天体観測を引っ張ってきたともいわれ、数々の功績がありますね。
木星の4つの衛星に「ガリレオ衛星」と呼ばれているのはガリレイが初めて発見したことで付けられた呼び名なんです。
それだけではありません。
コペルニクスがひそかに唱えていた「地動説」も、ガリレイが処刑を恐れずに表に主張したことでも有名です。
今のところプロの天文学者は、高い教育を受けて物理学か天文学の博士号を持っているのが実情のようです。
普通は大学かどこかの研究所に雇用されているようで、多くの時間を研究に費やす傍ら、天文台の運営や教育施設の建設にも携わっているようです。
こういった条件で見ると日本国内では100人程度と言われています。
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天文学者の学歴
天文学者という肩書きですからけっこう難関を突破してきたのではないかと思っていましたが、やはりかなりの難関大学で学んだ人が多いようです。
トップは東京大学の理科一類のようで、そこに天文学部が用意されているみたいで、天文学を学ぶ必要があるとのこと
もっとも、天文学を学べる大学は東大だけでなく、北海道大学や京都大学もあるようです。
いずれにしても一流大学ばかりで私みたいな凡人にはとても無理のようです(._.)
結局のところ、難しいとされる科学者の中でも天文学者と言うのは、物凄~く頭が良い人しかなれない職業のようです。
ちなみに日本人で有名な天文学者の吉岡 一男氏の経歴は次の通り。
1969年 東京大学教養学部基礎科学科卒業
1976年 東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程満期退学(1978年修了)
その後は北海道教育大学助教授を経て現在、放送大学の教授に就いています。
天文学者の労働時間
天文学者は観測系の天文研究者と理論系の天文学者に分かれていて、観測系の天文学者は天体望遠鏡などで観測を行い、宇宙で起きている諸現象の解明を進めています。
労働時間は月に172時間とされているそうで、残業もたまにあるみたいです。
これだけみるとけっこう楽な職業のように感じますが、やっている仕事が特殊で難しいことを考えれば基本的な知識が必要なうえで就ける訳ですから、大変さは普通のサラリーマンよりも厳しいかもしれませんよ。
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天文学者の年収
一番気になるのが天文学者がいくらくらい稼いでいるのか?と言うことですよね。
それがあまり多くないんですよ。
平均年収は748万円(平均年齢:41.6歳)
超難関を突破してきて特殊な職業の割には安いような気がします・・・
しかも、たとえ博士号を取得していても研究員として働くとなると年収は300~400万円ほどになってしまうそうです。
厳しい世界なようですよ。
これだったら天文学者になれるような頭脳を持っているわけですから、そこそこの大企業に勤めた方が将来の生活は楽になると思います。
そのうえで趣味の範囲で天体観測にして宇宙を研究するという手もありますね。
「アマチュア天文家」がそれです。
新彗星を発見したとの報道を良く耳にしますが、彗星ハンター(アマチュア天文家)が発見することもあり、自分の名を残している人もいます。
私も若いころ彗星ハンターをやってみようかなと思ったことがありましたが、これがけっこう手間とお金がかかるので簡単に断念した記憶があります(^^ゞ
一流企業で働いて稼いだお金で天体観測機器を購入してアマチュア天文家を目指す方が無難かもしれませんよ。