皆既日食は1~2年ごとに世界のどこかで観ることができる天体ショーで、私にとっても子供のころからの憧れでもあります。

そんな皆既日食の観測方法は当ブログでも紹介していますが、私個人的には船上ツアーがおススメです。

と言うのは、観える確率が地上の観測より高くなることと見晴らしが良いからです。

2009年に皆既日食が日本のトカラ列島や屋久島あたりで観られると話題になりましたが、当日は悪天候で多くの人が残念な結果になってしまったのは本当に気の毒でしたね。

しかし、硫黄島付近でクルーズ船から観測した人は快晴の中で皆既日食を観ることができたといいます。

地上でも移動はできなくはないですが海上に比べればかなりの制約を受けることは間違いないです。

また、飛行機の中から観賞する方法も観える確立が高いと言われていますが、窓からしか見ることができませんよね。

これでは皆既日食の醍醐味は味わえないといいます。

ここでは皆既日食の船上ツアーについて細かな部分を調べてみたのでここにまとめてみますね。

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皆既日食・船上ツアーのメリットは移動できること

皆既日食の船上ツアーを専門としている会社によると、船が動ける範囲は、250~300kmを12時間かけて移動できるとのこと。

船長によると衛星写真を見れば1週間くらいの天気は大体把握できるんだそうです。

ただ、少しの雲も許されない皆既日食では衛星写真には小さな雲が写らないので、現地に行ってみないと判らないそうです。

しかしそこはそれまで培った経験と勘で雲の動きを読みながら条件の最も適した観測地に向かうそうです。

これだけでも皆既日食の快適な観測が期待できますよね。

これだけではありませんよ。

船と言うのは飛行機と違って重量制限が無いので、皆既日食の撮影を重点的に行いたいという方には大きなメリットとなります。

宅配便でも利用すれば船の客室にも届けてくれるそうです。

忘れてはいけないのがすぐ近くに冷暖房完備の客室があるということ。

暑いなあと思ったら一時的に快適な環境に避難できるのです。

地上となるとそう簡単にはいきませんよね。

皆既日食・船上ツアーのデメリットは船の揺れ

そんな快適な船上ツアーでもデメリットもあります。

それは船が揺れることです。

あらかじめ太陽の方向にセットしておいたのに直前になって方向が変わってしまうことがあるとのこと。

と言うのは、大きな船なので揺れはそれほど気にする必要はないものの、揺れ具合によっては最も安定した方向に変更することも多いのだそうです。

ここは船長の腕の見せどころで、もっとも緊張する瞬間だそうです。

こうした進路の変更があることを考えると皆既日食の連続撮影は難しいのではないでしょうか?

どうしても皆既日食の連続撮影がしたいとなれば、一か八か船上ツアーは諦め、天候は運に任せて地上での観測に掛けるしかないですね。

船上で観る皆既日食は幻想的

皆既日食の醍醐味は黒い太陽からコロナが広がっている姿やダイヤモンドリングだけでなく、地平線が360度にわたって夕焼けみたいになることだそうです。

また上空には明るめの星が輝き、一度体験した人は口では言い表せないほどの感動的だそうです。

皆既日食が終わってもその後のパーティーでは、皆既日食の話で夢中になるそうで自然と気の合う仲間ができるといいます。

夜は夜で満天の星空が迎えてくれます。

皆既日食だけに月は新月状態ですから月明かりの心配はありません。

今にも降ってきそうな星が私たちを迎えてくれるといいます。

これだけ皆既日食の観測に向いている船上ツアーだけに料金も高いようですが、海外へ出向いたりして観測するまでの大変さを考えれば安いものかもしれませんね。

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