星座早見盤

星座を覚えることで夜空で動いている様々な星を見つけやすくなるといったメリットがあります。

よく新聞紙上などに「月と土星のランデブー」とか月の後ろに惑星が隠れる「惑星食」など、たまに話題が載っていますね。

しかしこういった現象は一般の人にしてみれば非常に地味なもので、実際に肉眼で見たものでないとその美しさは判りません。

こうした現象は惑星や月の動きを毎日見ているとしだいに感性が変わってきて実際に観てみると意外と感動するものです。

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惑星の不思議な動きが見られる

惑星の動きは面白いもので、日にちが経つにつれて西から東に移動したり、一回転して東に移動したり、途中でバックしたりと、見た目には実に不思議な動きをします。

「惑星が逆行して動く理由」を見てみる

こうした動きは星座を知っていないと確認することは難しく、事前に情報を仕入れていない限り珍しい現象を見逃すこともあるでしょう。

また、星雲や、毎年観られる流星群など、星座を知っているのと知らないのとでは見つけるときに大きな違いがあります。

「天文ガイド」や「天文年鑑」などの天文専門誌を定期的に読んでいる人にとっては、どの惑星がどの星座に位置するのか、今日の位置が瞬時に分かるのはもちろんのこと、1年以内ならだいたいの位置は頭に入っています。

しかしそこまで天文に深入りしていない人にとっては惑星の位置的なものは頭に入れる必要も感じないでしょう。

とはいえ、覚えておいた方が便利なことは間違いありません。

 

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星座を知っていると宇宙の話がスムーズになる

宇宙が好きな人の間では、必ずオリオン座ののペテルギウスとか、さそり座のアンタレスなど、惑星や星雲の位置を話すときに必ず使います。

これは天体観測計画を立てたり、撮影方法を考えたりするときにお互いの情報交換を効率よくするためにはできるだけ星座の詳しい情報を知っておくことが条件になるのです。

ところがそこまで星座を知らない人にとっては話についていけないことも多くなるでしょう。

星座占い一つとっても星座を知っていれば話も深まりますしね。

とはいっても私自身星座に興味がないので他人に星座を覚えるように勧める資格も無いのですが^^;

観測・撮影機材を手に入れると星座の必要性がわかる

今後宇宙に興味を持つにつれ天体望遠鏡も欲しくなるでしょう。

天体望遠鏡を手に入れたらいろんな天体を見てみたいと思うでしょう。

そしてカメラで天体写真を撮影して残していきたいと思うのは自然な流れです。

そんなときに必ず基準になるのが星座です。

特に新星、彗星ハンターなんかにはよく使われています。

また、星野の画像を見るときでも全然違います。

星座をよく知っている人は流星の写真を見ただけで流星群の名前が判るくらいです。

だいたいの撮影日時も判ります。

あとは道に迷った時など東西南北が星座によって判ります。

山道に迷った時には星座を知っていることで命拾いするかもしれませんよ。

初心者にオススメの天体望遠鏡