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ハビタブルゾーンは銀河系内にも存在する

銀河系での太陽系の位置

近年観測技術の発達により太陽系外惑星で生命が存在している可能性があるとされる惑星がたくさん発見されています。

その生命が存在する惑星の条件の一つとされるのが、ハビタブルゾーンに位置しているのかということ。

つい最近発見されたプロキシマbなんかは地球から4.5光年という近さが話題になりましたね。

ハビタブルゾーンとは、宇宙で生命が誕生できるのに適した環境と考えられている領域のことで、ゴルディロックスゾーンとも呼ばれ、日本語で「生命居住可能領域」と呼ばれています。

一般的な認識では、ハビタブルゾーンは中心の恒星から適度な放射エネルギーが生命の存在に適している惑星のことを指すとのことですが、実は銀河系内のどこに位置しているかで生命の存在に適しているかが

変わってくるといわれています。

では銀河系のどの位置がハビタブルゾーンになるのか?

惑星系のハビタブルゾーンとの違いも含めて調べてみたのでご紹介します。

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ハビタブルゾーンとは

冒頭でも書きましたがハビタブルゾーンとは、宇宙の中で生命が存在できるのに適した環境の領域のことを言います。

私達が住んでいる地球はまさにハビタブルゾーンの中にあり、現在の姿まで進化できたといえます。

ハビタブルゾーンの中にある地球に様々な生命体が存在していますが、こういった生命の誕生や進化も地球のような環境であれば可能ではないかという仮説に基づく宇宙空間での領域がハビタブルゾーンとされています。

ここでいう環境というのは、恒星からの熱エネルギーをはじめ、星間物質などの影響を受ける度合いによって決まります。

そこで考えられたのが「惑星系のハビタブルゾーン」や「銀河系のハビタブルゾーン」です。

惑星系のハビタブルゾーン

私達が住んでいる太陽系を例に考えてみましょう。

太陽の表面温度は6,000度なので、そこからの計算によれば太陽系のハビタブルゾーンは、太陽からの距離は1億3500万キロ~2億2500万キロになるそうです。

地球と太陽の距離は約1億5000万キロなのでハビタブルゾーンに入っていることになります。

太陽系のハビタブルゾーン

つまり私達が住んでいる地球は、太陽からのほどよい距離を保つことで適度な熱エネルギーの恩恵を受けながら公転しているので多くの生命体が存在し進化出来たのです。

これが金星のようにハビタブルゾーンよりも内側に外れると太陽に近いために熱照射が強過ぎ、逆に火星はハビタブルゾーンよりも外側に外れるために太陽からの熱照射が弱過ぎるために生命が誕生出来る環境では無いことになります。

また、惑星にも種類があり、生命が存在できる条件として岩石でできた天体であることです。

たとえば太陽系には8個の惑星がありますが、水星、金星、地球、火星は岩石惑星で地表が存在します。

木星や土星はガス惑星なので地表が無いため生命の存在には適していません。

なので、いくら惑星がハビタブルゾーンにあるといってもガス惑星では生命の存在は期待できないのです。

 

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ハビタブルゾーンを外れていても生命体は存在出来る?

ハビタブルゾーンを外れていても生命体が存在する可能性はあるようです。

つい最近土星の衛星「エンケラドス」や木星の衛星「エウロパ」には液体が存在して何らかの生命体が存在するのではないかと考えられています。

ハビタブルゾーンから外れていても母惑星の重力による潮汐力の摩擦熱で温められているようで、地下に液体の水が存在していると考えられているからです。

人類のような知的生命体は無理でも魚くらいはいる可能性があるそうですよ。

また、火星のテラフォーミングによって地球に似た環境に変えてしまおうという計画があります。

これが実現すれば火星への移住も夢ではなくなりますよね。

こういったことは別にして、地球環境に類似した太陽系外惑星を探すにあたって考慮に入れているのが銀河系のハビタブルゾーンとされているようです。

銀河系内のハビタブルゾーンは中心から25,000光年

銀河系のハビタブルゾーン

私達が住んでいる太陽系が属する銀河系でもハビタブルゾーンがあり、太陽系もそれに合致しているそうです。

その位置と言うのが中心から25,000光年離れているということ。

何故このような位置が生命が存在できるのに適している環境なのかというと、銀河系の中心に近い(バルジ)ほど星間物質や恒星が密集しているので影響を受けやすいために生命が存在するには過酷過ぎるとされています。

そのために25,000光年離れていれば星間物質も恒星も密集していないので生命が存在するのに適しているとわれています。

私達が属している太陽系は銀河系の中心から26,100光年離れているので生命を育むのに適していると考えられています。

銀河系の半径は約5万光年ですからちょうど中間地点ですよね。

また銀河系の中心から28,000光年以上離れていると、惑星を作る材料に乏しいとされています。

つまり銀河系の中心から25,000光年~28,000光年で生命が存在する可能性が高とのこと

これを銀河系内のハビタブルゾーンといいます。

ただし銀河系内のハビタブルゾーンに関してはまだ研究が進んでおらず、はっきりとした定義付けはできていないようです。

太陽系のハビタブルゾーンは将来移動する

今のところ地球はハビタブルゾーンに入っているので生命が存在できる環境になっていますが、その地球も将来ハビタブルゾーンを外れて生命は絶滅すると考えられています。

これは太陽が寿命を迎えるにあたり膨張して赤色巨星になるからです。

太陽が寿命を迎える

というのも、太陽の核融合の材料である水素やヘリウムもやがては尽きてしまうからです。

いくら銀河系のハビタブルゾーンに位置していて他の恒星の影響を受けにくいといっても、中心の恒星が膨張してきてはハビタブルゾーンを外れてしまいます。

あわせて読みたい:太陽の寿命ってどのくらいなの?

その時に火星がハビタブルゾーンに入るかもしれませんが、すでに水も大気も少ししかない惑星に生命が宿るとは考えにくいですが・・・

ただし、その前に火星のテラフォーミングが成功していれば第二の地球になるのかもしれませんが・・・

 

 

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