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夏の大三角形と星座を観察すにあたって知っておきたいこと

夏の大三角形

星空は季節ごとに姿を変えますが、それぞれ特徴があってついついみとれてしまいますよね。

特に夏の夜空は天の川もより見えやすくなり、星座もそれぞれ特徴のある姿を魅せてくれます。

その中でも最も特徴のある姿を見せてくれるのが夏の大三角ではないでしょうか。

夜の8時に夜空を見上げると明るい星が大きな三角形を形どっているのが目に入ります。

今回は夏の大三角とそれを形どる恒星と星座についてお話してみたいと思います。

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夏の大三角は3つの星座から構成されている

夏は気温も高くて夜空を見上げやすい季節ですよね。

私も若いころは毎晩のように夜空を見上げては惑星の位置を確認したり、運が良ければ流れ星を観測することもできました。

そんな時に決まって目に入るのが夏の大三角で、それが目印となりいろんな星座も観察することが出来たのです。

そんな大三角はそれぞれ3つの星座のα星により構成されています。

それがコレ

夏の大三角

これは7月7日七夕の日の夜8時に見える大三角で、

はくちょう座のα星 デネブ
わし座のα星 アルタイル
こと座のα星 ベガ

によって作られています。

これが一般に言われている「夏の大三角」ですが、この3つのうち「ベガ」と「アルタイル」は七夕の伝説で有名な織姫と彦星です。

七夕の日に年に一度の再会出来るのか・・・と言い伝えがあることは皆さんご存知かと思います。

ただ、この時期は梅雨時で曇っている場合が多く天の川で出会う織姫と彦星が観られないと嘆く人もいるようですが、別に時期をずらせば天の川で出会う織姫と彦星の姿も見えるわけで七夕にこだわる必要も無いのですが、そこは七

夕に観ることに意義があるみたいですね。

それでは織姫と彦星を含めた大三角を形作る恒星はどのような特徴があるのか見ていきましょう。

 

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こと座のベガ

夏の大三角を形作る三つの恒星のうち最も明るいのがこと座のベガです。

デネブとアルタイル同様、一等星となっていますが、正確には0.03等級と0等級に近い一等星ですから最も明るく輝いているわけです。

七夕でよく聞かれる織姫と彦星のうち、織姫にあたるのがこと座のベガです。

今から12,000年後には北極星にとって代わるとされています。

あわせて読みたい:北極星はいずれ他の星と交代する

はくちょう座のデネブ

はくちょう座のデネブは1等級(正確には1.25等級)の明るさで、恒星としては非常に大きくて明るい白色超巨星です。

太陽と比較して質量は15倍、半径は108倍、光度は54,400倍以上と非常に大きな恒星です。

デネブがこれだけ大きな恒星なのにベガやアルタイルとさほど明るさが変わらないは、太陽からの距離が1400光年離れているためです。

仮にデネブがベガと同じ距離に位置していると地球からは金星の最大光度の15倍もの明るさに輝くと考えられています。

ちなみに三日月とほぼ同じ明るさの点光源に見えるのではないかと考えられています。

これだけ大きな恒星なので発するエネルギーも桁外れで、太陽が140年かけて放射するエネルギーをデネブは1日で放射してしまうという凄まじさです。

したがってデネブは寿命が短く、今から数千万年後には超新星爆発を起こして中性子性かブラックホールになると考えられています。

あわせて読みたい:恒星は質量が大きいほど寿命が短い

また、今から10,000年後には北極星にとって代わるとされています。

わし座のアルタイル

七夕でよく聞かれる織姫と彦星のうち、彦星にあたるのがわし座のアルタイルです。

はくちょう座のデネブと同じく一等級(正確には0.75等級)の明るさで、質量は太陽の約1.8倍、年齢は10億歳と若い恒星です。

また3つの伴星を持っていることが分かっており、いわゆる4重星ということになります。

アルタイルは非常に高速で自転していることが分かっており、8.9時間で一周するために極側の直径よりも赤道側の直径の方が14%膨らんでいることも分かっています。

こと座のにドーナツ型の星雲が観測できます。

夏の大三角が確認できたら是非観測してほしい天体があります。

こと座に位置するドーナツ型の星雲で「M57」です。

位置はこちら

M57の位置

初心者向け天体望遠鏡ではっきりと確認できますよ。

M57

ただし初心者向け天体望遠鏡では写真のように大きく奇麗に観えることはなく、白黒で小さなドーナツくらいにしか観えません。

それでも、初めて見た土星の環のような感動を覚えたことを今でも記憶に残っています。

また、私達がお世話になっている太陽が寿命を迎えた姿と考えられているので違った観方もできますよ。

 

 

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