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金星の特徴

金星は直径が地球の95%、質量が80%と非常に近いことで、
地球とは双子の惑星と呼ばれています。

軌道は地球のすぐ内側を回っていて、
距離が近いこともあって太陽系の惑星の中で
もっとも明るく見えるのが金星です。

昔から明けの明星宵の明星とも言われているくらい金星は非常に明るく、
もっとも明るい最大光度になるとマイナス4.7等級にもなります。

また、天体望遠鏡で見るとまるで三日月や半月のような
姿に見えることから天文ファンには人気の惑星です。

私も天体望遠鏡で何度も観測してきましたし、
写真も何度か撮影していました。

これが意外と簡単に撮影できて三日月状の金星の写真を友人に見せると
月の写真と間違えることもあってけっこう面白いですよ。

また、
金星は最大光度になるとその明るさから
昼間でも見えるくらいの明るさになります。

ちなみに私は一度だけ金星を昼間に見たことがあります。

位置的なものが分かっていないと見ることはできませんから、
夕方の太陽と金星の位置関係をしっかり把握しておき、
最大光度(-4.7等級)になったところを狙っておく必要があります。

快晴で空気が澄んでいる日に空を見上げて
太陽の位置を基準にして探してください。

後は根気です!(^^)!

一度見つかれば建物の角や木の枝で位置を決めておけば、
お友達にも見せてあげることができます。

好きな女の子に見せてあげると恋が実るかもしれませんよ♪

そんな楽しみ方のある金星ですが観測技術が未発達だった以前は
金星にも地球と似た環境があるのではないかとと言われてきましたが、
いくつかの探査機が金星を訪れて観測をしてきたことで地球とは
まるで違った環境であることが分かってきました。

ここでは金星がどのような特徴があるのか調べてみました。

金星の大気は二酸化炭素・温室効果で灼熱地獄

金星は地球とほぼ大きさが同じで、太陽からの距離的なもので、
昔は生命が存在するのではないかと言われていました。

ところが、金星の大気は炭酸ガス(CO2)が殆どで、
その温室効果で地表の気圧は約90気圧、
平均気温は400度であることが確認されています。

もっとも気温が高いところでは500度にもなるとされ、
地表付近では時速数キロメートル強風が吹き荒れ、
とても生命が育つ環境ではないことが分かってきました。

ちなみに、
90気圧と言えば地球でいえば水深900mに相当する圧力とされ、
生身の人間なら押しつぶされてしまうそうです。

また金星は常に厚い雲に覆われていて地表を観ることができないそうです。
金星の雲の成分は二酸化硫黄でできていて硫酸の雨が降っているとされています。

ただ、雨は地表まで届かず、海は存在していないことが分かっています。
これは一説には太陽に近いために蒸発してしまったとされています。

 

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金星には小さなクレーターが無い

金星には大きなクレーターや火山がの存在が確認されています。

地球の衛星である月には大小様々なクレーターがありますが、
金星には小さなクレーターが無いとされています。

その理由は
金星には大気があるために小さな隕石は地表に届く前に燃え尽きてしまうか、
火山活動により溶岩で覆われてしまったという説があります。

また強風により侵食されることも考えられますから
小さなクレーターは風化されてしまったのは想像できます。

やはり大気があるのと無いのではこれだけ違ってくるんですね。

金星には磁場が無い

地球には磁場があるために太陽風の影響は限定的ですが、
金星には磁場が無いためにもろに太陽風の影響を受けやすいとされています。

金星の自転周期は116日と18時間と地球に比べて以上に遅い自転速度になっています。

一説によるとこの自転速度の遅さが磁場が存在しない原因とされています。

ただ磁場が無いと発生しないとされているオーロラが金星でも見られたとの報告もあり、
まだ金星の磁場の解明には今後の観測が必要になってきているようです。

金星は自転が逆方向

金星は太陽系の惑星でも珍しく逆回転になっています。

これは一説によれば準惑星くらいの巨大な天体が衝突による影響であることが有力で、
その時に海も蒸発してしまったかもしれないと言われています。

いずれにしてもこれまでの惑星形成論によれば、
金星も地球と同じ地球型惑星ですから原始惑星の衝突を繰り返して大きくなり、
初期の金星は表面がドロドロに溶けた状態であったと想像されています。

ドロドロに溶けた状態が冷えて固まるときに地球と金星の
環境の違いから現在の姿になったのではと言われています。

つまり地球と金星は惑星として形成された当初は同じ環境だったのが、
太陽からの距離や磁場の存在の有無などで二酸化炭素による温室効果が
金星を灼熱地獄にしてしまったといいます。

これまでアメリカや旧ソ連がいくつかの探査機を送り込んで一定の成果を挙げていますが、
日本でも金星に探査機を送り込んだことがあるんです。

名前を「あかつき」と言うのですが、
実は金星の周回軌道に乗せることに失敗してしまい
目的である気象観測ができなかったのです。

そこで2016年に再挑戦を計画しているそうです。

はやぶさ2で世界をあっと言わせたんですから、
お隣の惑星に行くくらい簡単に思えるんですけど・・・

素人には不思議なことがいっぱいです(^^ゞ

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合わせて読みたい記事:地球型惑星と木星型惑星の特徴
           惑星が逆行して動く理由
 

 

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