公転周期をわかりやすく解説します

公転周期とは惑星や衛星などの天体が、
母天体の周りを一周する周期のことを言います。

たとえば、
太陽系では地球なら1年
土星なら29年
となっています。

太陽系の惑星の公転周期は次の通り
参考のために平均天文単位も書いておきますね。
天文単位とは太陽から地球までの距離を1.0とした数値です。

惑星名 平均天文単位(AU) 公転周期
水星 0.38710 87.97日
金星 0.72333199 224.7日
地球 1.0 365.26日
火星 1.52368 686.98日
木星 5.20260 11.86年
土星 9.55491 29.46年
天王星 19.21845 84年
海王星 30.11039 164.8年
冥王星(準惑星) 39.445 248.5年

これらを見てみると太陽に一番近い水星が3カ月弱、
最も遠い冥王星で248.5年とかなり開きがありますね。

これは太陽の引力が影響しています。

水星は太陽にもっとも近いために
それだけ太陽の強い引力で引っ張られています。

なので3カ月弱という速い速度で公転して遠心力
を持つことでバランスをとっているのです。

そして最も遠い冥王星はそれだけ太陽の引力の影響を
強く受けないので248.5年という長い公転周期になっているのです。

太陽系の惑星が公転するイメージ動画を見つけたので載せておきます。


出典元 「公転する太陽系惑星 」

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公転しているのは惑星だけではない

公転と言うと惑星を例に挙げると分かりやすいのでよく利用されますが、
衛星や彗星、小惑星などの天体も公転周期が存在します。

というか恒星も公転周期があるのです。

分かりやすいところから衛星を見てみましょう。

全部上げると大変なので代表的な衛星だけ挙げてみますね。

参考のために自転周期も載せておきます。

衛星名(母天体) 自転周期(日) 公転周期(日)
月(地球) 27.3216 27.3127
フォボス(火星) 0.3189 0.3189
ダイモズ(火星) 1.2630 1.2630
イオ(木星) 1.7691 1.7691
カリスト(木星) 16.6890 16.6890
ガニメデ(木星) 7.1545 7.1545
タイタン(土星) 15.9454 15.9454
エンケラドゥス(土星) 1.3702 1.3702
レア(土星) 4.5175 4.5175

これを見ると各惑星を公転している
衛星にも公転周期というものがあります。

ここで気がついたことはありませんか?

各衛星の自転周期と公転周期が全く同じですよね。

月が裏側を見せないのは
月の自転周期と公転周期が
同じだからということになっていますよね。

この表を見ると他の衛星も
自転周期と公転周期が同じになっています。

つまり他の衛星たちも母天体に対して
裏側を見せないようになっている
のです。

これは偶然ではありません。

これは
月は自転しているのか?
でも書いてある通り、潮汐力によるものなんです。

つまり他の衛星も母天体と自らの引力により
生じた潮汐力によって起こっている現象なのです。

恒星も公転している

太陽系の惑星や彗星、小惑星は
太陽の周りを公転していますよね。

衛星は地球や土星などの
惑星の周りを公転しています。

それでは太陽は何の周りを
公転しているのでしょうか?

それは直径が10万光年の銀河系の中心から
約28,000光年の位置を公転しています。

ただ、
1周するのに2億2600万年もかかるとされていることから、
実際に計算されていないので1周して元の位置に戻るのかは

分からないそうです。

また、2つの恒星が互いの共通重心の周りを
公転している連星においても公転周期があります。

たとえば太陽にもっとも近いとされるシリウス
大小2つの恒星が互いに公転している連星で、
公転周期は約50年となっています。

太陽系が惑星や彗星などを引き連れて銀河系の
回りを公転するイメージ動画を載せておきます。


出典元 「The helical model – our solar system is a vortex 」

これまでイメージしたものとは全く違う姿に驚きですね!

その軌跡がまるでDNAのように見えるのは私だけでしょうか?

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