こと座流星群・2016年4月のピークはいつ?

2016年3月にはこれといって目立った天体ショーがありませんが、4月になって新年度初の天体ショーとして「こと座流星群」が観られます。

こと座流星群は例年最大でも1時間に10個程度と流星群と言えるのか微妙な流星群ですが、突発的に大出現することがあるので天文ファンにとっては見逃せない流星群です。

母彗星は「サッチャー彗星」で、速度が遅いのが特徴です。

4月の22日~23日未明にかけて出現率が最大になりますが、2016年は満月なので観測したり撮影したりするのに条件的に良くありません。

放射点はこと座とヘルクレス座の中間地点で、目印は夏の大三角で良く知られていること座の「ベガ」ですね。

真夜中に天頂付近に位置しているはずですから簡単に見つかると思いますよ。

しかし流星は何も放射点から出現するわけではありませんので、そこばかり見ていると大事な流星を見逃してしまう可能性があるので注意しましょう。

過去のこと座流星群

例年の出現数も少ないことからあまり知られていない「こと座流星群」ですが、実はかなり昔から記録が残っていて、それだけ記憶に残る流星群なのでしょう。

最初の記録は、2000年以上も前に中国で記録が残っているそうです。
流星群というのは活発な時期が繰り返し起こるのです。

流星群というのは彗星が軌道上に残した砂粒や米粒大の塵の集まりに地球が通過することで起こります。

何故活発な時期があるのかというと、地球が通過する時期の直前に彗星が通過することで塵がたくさん残っている可能性が高いからです。

記録によると紀元前687年と紀元前15年に大出現が観られたそうです。

その後は1040年、1096年に大出現があったそうで、1803年にアメリカで15分間で167個観測できたという記録が残っています。

最近では1922年、1945年、1982年に記録されています。

記録といっても1分間に10~12個ですから流星雨ほどの出現にはならないとは思いますが、それでも見応えのある流星群になるかもしれませんね。

特に流星の写真をとろうとしている方にとってはチャンスかもしれません。

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こと座流星群は流星痕を残す

こと座流星群は、速度が遅くて流星痕を残すのが特徴で、通常の流星とは一味違った流星が観られます。

通常の流星は本当に一瞬で流れて目で追うことはできませんが、速度の遅い流星というのは目で追うことができるのです。

私も過去に何度か観ていますが、星が尾を引いてシューって流れていくのです。

今まで観た中で天頂付近から流れた流星が尾を引きながら地平線近くまで流れて行ったのは感動モノでしたよ。

流星痕の観測、撮影

流星痕は比較的明るい流星が流れた後に見られる煙のようなものですが、流星のように一瞬しか見えないものではなく、数秒から数十分にも及ぶものもあるので流星痕を見たことが無い方にとってはこと座流星群がチャンスかもしれません。

しかし、2016年は満月なので流星痕の撮影は厳しいかもしれませんね。

観測は人工の光のないところで

2016年こと座流星群は満月と条件は良くありませんが、それでも明るい流星が観測できるかもしれないので、できれば人工の明りのない人里離れたところまで足を運びたいですよね。

満天の星空が見える場所はどこ?に全国の星が綺麗に見えるスポットを紹介しているので参考にしてみてください。

ただし4月になり暖かくなったとはいえ夜中になるとけっこう冷え込みます。

なので防寒準備はしておいた方が無難です。

あとは「星座早見盤」「方位磁石」「懐中電灯」「シート」くらいでしょうか。

それから4月の下旬ですからまだ花粉が飛んでいます。
花粉症の方はゴーグルとマスクをお忘れなく。

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